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SNS広告を事例にしたWEBマーケティング戦略の例 WEBマーケティングの戦略をSNS広告を事例として考える(1/2)

日付:
2016.01.20
カテゴリー:
SNS, WEBマーケティング, WEBマーケティング担当A
タグ:

前回、「WEBマーケティングとデジタルマーケティング」についての記事を書きました。

今日は「じゃあ実際にどのように取り組んでいったらいいの?」ということについて考えてみましょう。

 

結論から言ってしまうと、いくら「WEBマーケティングだ、デジタルマーケティングだ、ソーシャルだ、動画だ」と考えてみたところで、いつどうやってどのように誘導するのか、という戦略がなければ販促のしようがありません。

これはなんとなくはわかっていることなのですが、意外と整理出来ている場合は少ないのです。

 

例えば、

「SNSを活用して、自社商品の購買を促したい」

と思いました。

手段として思いつくのは、

・Facebook

・Twitter

・Instagram

・Vine

等でしょうか。

 

SNSトレンド

 

指定地域は日本。

Facebook、twitterが2巨頭で、まだまだInstagramとVineのボリュームは少ないですね。

Facebookの下がり具合も気になるところです。

 

SNSを介した購買考えた時、単に企業アカウントを持って、地道に投稿するというものもちろん良いのですが、Facebook、twitter、Instagramについては、広告も出稿することができます。

FacebookとInstagramは、Facebookのビジネスマネージャーから、twitterは、Yahooプロモーション広告から広告設定、配信をすることができます。(僕も実際に運用しています。)

Vineはまだ広告自体は出せませんが、twitter傘下なので、いずれ出せるようになるかもしれません。

 

で、仮にSNS広告を出稿して自社商品をPR、販売促進したいと思った場合でも、通常は一筋縄ではいきません。なぜかというと、

・そもそもで広告枠が競合で埋もれてしまう可能性がある

・ユーザーに届く情報が多すぎて、見過ごされがちである

 

その結果、

・インプレッションは取れるが、クリック、コンバージョンに繋がらない

・クリックは取れるが、SNS経由のコンバージョンが全然取れない

というSNS広告あるあるが起こるパターンが多いのです。

 

なぜこんなことが起こるのでしょうか。

答えは「似たようなコンテンツが多いから」です。

 

例えば、

Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの通販サイトは、検索機能がとても優れています。

しかし、例えば「万能竿」とポータルサイト内で検索してみたところで、

・Amazonで455件

・楽天で1,151件

・Yahoo!ショッピングで5,424件

の競合がいる訳です。

しかも、どのサイトもほとんどFacebookやTwitterなどを活用しています。結構、壮大に、似たようなコンテンツです。

楽天やYahoo!ショッピングではシェアする機能だけですが、FacebookやTwitterなどの共有機能がデフォルトでついていることも見逃せません。

 

1日のインターネット接触時間は、スマホの普及で各段に伸びているはずです。とはいっても1日24時間は変わるわけではなく、

1つの商品(情報)に接触する時間=ネット接触時間÷商品数(情報数)

であることを考えると、1つの商品に接触する時間は以前に比べて短くなっているのではないかという仮説が立てられます。

 

そう考えると、ちょっとやそっとSNSで広告を出したり、SNS更新をしているだけでは、効果はないのです。

流行りにのって「Facebook広告でもやってみるか」と始めた場合、「効果が良く分からない」といって早々に辞めてしまう場合が多いです。

 

では、「SNSを活用して、自社商品の購買を促す」為にはどうしたら良いでしょうか。

次回は、販促戦略含め、そのことに言及します。