WEB用語講座「何これ」シリーズ 第13回 Googleアドワーズの新機能「DFSA」について
- 日付:
- 2016.12.13
- カテゴリー:
- WEBマーケティング担当Y, リスティング広告
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皆さん。こんばんわ。
ポケモン世代のWEBマーケティング担当Yです。
本日12月13日(月)ポケモンGOは金銀バージョンのアップデート開始したことを発表しました!
「ポケットモンスター金・銀」といえば1999年11月21日に発売されました。
今の若い世代には分からないかもしれないが、当時はゲームボーイカラーが出始めたばかりで、
やっと色認識が出来るようになり、無我夢中で色違いのポケモンを探し回ってた記憶がありますね。
赤・緑ではポケモンの種類も最大151匹だったのが、金・銀ではさらに100匹増えたり、
さらに新しい2つの属性(悪・はがね)が増えたりと衝撃的でしたね!(当時は小学6年生くらいだったかな(笑))
いよいよ「ポケモンGO」でも第2世代のポケモンが今回のアップデートにより登場します!
しかし一気に100匹増えるわけではなく、タマゴから孵化するベビーポケモンから追加されるそうですなので、
人気のトゲピーやピチューもゲット出来ちゃいますよ。さらに2016年12月29日まで赤い帽子をかぶったピカチュウも期間限定で登場します!
この機会に「ポケモンGO」から離れていた方も再び街を歩き回る良いタイミングかもしれませんね♪
ココからが本題です。
WEB用語講座 第13回目は「DFSAって何?」
DFSA(Demographic for Search Ads)とは?
Googleアドワーズの機能の1つです。「検索広告向けデモグラフィックターゲティング」などと訳されますが、簡単に言うと「年齢、性別、子供の有無といった”ユーザー属性”ごとにリスティング広告の入札単価を変えることが出来る機能」です!
DFSAの設定方法
DFSAを設定するためには、まずアドワーズのアカウントにログインして、DFSAを設定したい広告グループを選択します。次に「ユーザーリスト」タブから「ユーザー属性」へ移動するとこのようなグラフと表が出てきます。
こちらの「入札単価調整比」から、-90%~+900%の範囲内で自由に調整比率を設定することが出来ます。
例えば、「女性」の調整比率を+100%、「18-24歳」の調整比率を+50%とすると、通常¥100で入札されているキーワードを、「18-24歳」の「女性」が検索した場合、入札単価+100%+50%=+150%されるので、¥250で入札されることになります。
DFSAの活用方法
DFSAの活用方法は大きく分けて下記の3パターンがあります。
①コンバージョンが獲得出来ているアカウントのCPA最適化
上記したデバイスの入札単価調整比率と同様に、各ユーザー属性のコンバージョン率に応じて単価調整比率を設定することで、CPAを最適化して、限られた予算内で最大のコンバージョン数を獲得することが出来ます。
②予算が少ないアカウントのインプレッション損失率(予算)の改善
数多く運用しているアカウントの中には、予算が少なくインプレッション損失(予算)が出てしまっているが、コンバージョンが獲得出来ているキーワードを止めるのはリスクだし、デバイスや地域によってもコンバージョン率に大きく違いが無いというキャンペーンもあるのではないでしょうか。そんな時はまずデモグラフィックを見て下さい!
コンバージョン率が年代や年齢によって大きく変化しているのであれば、コンバージョン率が低い属性に対しては入札単価を引き下げるべきです。
そうすることによって、その属性に対して使っていた予算を他の属性に充てることが出来、キャンペーンのインプレッション損失率(予算)を改善することが出来ます。
③ターゲットを絞った広告文、ランディングページの効果最大化
DFSAを使うことによって、性別や年齢を限定した広告文やランディングページを、検索連動型広告でも使えるようになりました。たとえば、18-24歳の女性に対して出す広告文やランディングページに、「18~24歳の女性限定割引実施中!」などという文言を入れてみるのも良いかもしれません。それによって、クリック率およびコンバージョン率を最大化させることも可能です。
まとめ
DFSAによって運用の幅が更に広がりましたね!
最も大事なのは、コンバージョンに至るキーワードを見つけることと、そのキーワードに対して適切な広告文、LPページを設定することです。
そこをしっかりとおこなった上で更なる運用改善をしていくにはとても良い機能ですので、是非活用してみてはいかがでしょうか!PPC広告で分からなければインセムのWEBマーケティング担当Yをご指名下さい('◇')ゞ