インセムのコラム

WEBマーケティング、eコマース、SEO対策、リスティング広告、MEO、
WEB制作のノウハウ、その他盛りだくさんの情報をお届け。
WEBマーケティング、eコマース、SEO対策、リスティング広告、MEO、 WEB制作のノウハウその他盛りだくさんの情報をお届け。

2015年4月21日は重要な日になるかもしれない Googleモバイルフレンドリーアルゴリズムが実装

日付:
2015.03.16
カテゴリー:
SEO, WEBマーケティング, WEBマーケティング担当A, スマートフォン
タグ:
,

モバイルフレンドリーはどのくらい重要なのか

周知のとおり、2015年4月21日からGoogleモバイルフレンドリーアルゴリズムが実装されます。

will have a significant impact in our search results

とGoogleの発表にあるように、大きな変動を引き起こす可能性があります。

端的にいうと、「スマホ対応していないサイトはスマホ検索での順位が下がります。しかも可能性大。」といういう内容です。

スマホ対応といえば、2013年夏には、
Googleアドワーズ広告でエンハンストキャンペーンが強制導入されたり、
Yahoo!プロモーション広告でユニファイドキャンペーンが強制導入されたりと、
結構、重い、変動がありました。

※エンハンストやユニファイドは、「マルチデバイス化に対応したキャンペーン機能」と総称されます。
要は、みんなスマホ、タブレット持ってるから、PCとかスマホとかタブレットとかの区別なく最適な広告出します、という内容です。

今回は自然検索です。
解析ツールなど見ていても、
「オーガニック経由多いなぁ」「スマホからの流入が増えたなぁ」「そもそもスマホの売上がPCの売上逆転したなぁ(ECの場合)」
というウェブ担当者の人も多いのではないでしょうか。

そうです。「スマホ経由のオーガニックからの流入」は意外と無視できない数になってきているのです。
もちろん「まだまだうちはPC>スマホ。スマホからのお問合せなんてないよ」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ユーザーのウェブの使い方は、マルチデバイスです。

例えば、不動産。
出勤時にスマホで物件を見る→昼休みにPCで物件をもう一度みて問合せる
という動き、多いです。
この場合、最初のスマホ検索の段階で露出が無かったら、お問合せもなかったかもしれません。

PCでも露出があって、スマホでも露出があって、というのは今の時代では必要最低限なことだと考えられます。
結論、ウェブから集客しようとしてる会社の大多数に対して、モバイルフレンドリーアルゴリズムへの対応は非常に重要ということになります。

ところで、スマホってみんな持ってるっていうけど、本当にみんな持ってるの?

統計局からデータを抽出しました。
■スマートフォンの利用率(日本,平成24年)
・スマートフォンの利用率は全体で52.8%と平成23年よりも約20ポイント増えた。(平成24年は32%)
・最も利用している20代87.9%。最も利用率が伸びたのは40代で、28.8%→58.8%。
・他、30代、10代においても約30ポイント増加。
<まとめ>
スマートフォン(平成24年→平成25年)
全体:32.0%→52.8%
10代:36.7%→63.3%
20代:68.4%→87.9%
30代:49.0%→78.7%
40代:28.8%→58.8%
50代:13.7%→32.4%
60代:4.7%→8.7%

一方、日本の総人口は1億2729万8千人です。(平成25年10月)
全体の数値を取って、
1億2729万8千人 × 52.8% = 約6700万人
がスマホを持っていることになります。

結論:みんな持っているわけではないです。
スマートフォンは日本人口の過半数が持っていることになります。
しかし、例えばスマホ広告を考えて、そのターゲットが10代~50代だった場合、その数値は凡そ70~80%に上がります。
これは十分に巨大なマーケットになり得るのではないでしょうか。

「本当にいい商品はスマホでPC画面でも売れる」 「じっくりページを見て欲しいから敢えてスマホ対応していない」 「とりあえずスマホ対応にしたけど主力はPC」という担当者の声をよく聞きます。 一理あります。が、見方を変えれば「まだ真剣に取り組んでいるライバルが少ない」かもしれません。 スマホでいかに露出させるかということに真摯に向き合う。 スマホでのお問合せのしやすさを真剣に追及する。 これを機にインセムに相談してみてください。 ちなみに4月21日は初代ゲームボーイが発売された日でもあります。