双子でさえ、その日食べたいものは違う。 人と人との「現実」の差を知る
- 日付:
- 2017.02.23
- カテゴリー:
- WEBマーケティング, WEBマーケティング担当O
- タグ:
こんにちは!WEBマーケターOです。今回は人のパラダイム(モノの見方や捉え方)の差がもたらすマーケティングの課題と重ねて使える手法についてご紹介していきます。
多くの経営者や専門家は自分の考えで企画・プロモーション・アフターフォローなどを行います。
しかしマーケターはお客様の志向や行動、ライフスタイルを理解し自分の考えと全く同じ人間はいない事を理解する必要があるのです。
私たちは糞にたかるハエを見ると、「汚い」「うるさい」と捉えると思います。しかしカエルにとってはご「ご馳走」。私達とはかけ離れていますね。ハエを食べることに抵抗がない方、申し訳ありません。あくまで私の捉え方であると思って下さい。笑
すいません。少し極端すぎました。
例えば私の目標、ヴィジョンは都会の高層マンション最上階にプール付きのテラスがあるでゴールデンリトリーバーを2匹飼い、犬のブラッシングでもしながらいいお酒を飲み、不労所得で不自由なく生活したいと考えています。
それに比べて、イランで同じ年、性別、血液型、食の思考も同じ、家族構成まで同じ人にビジョンを訪ねたらおそらく「人を多く殺すこと」「牛を生きるために買うこと」など、同じDNAレベルの人間でさえも環境や住む場所によってここまでの差があるということを理解する必要があります。
そこを理解しないがために自分の考えや視点、価値観で広告を打ったりセールスライティングを行ってしまうと、集客をするために行ったことが大切な見込み客を手放してしまうことになってしまいます。そのため市場を探るときは自分を捨て自分と顧客は違う「現実」を持っていることをしっかりと理解しておきましょう。
ここで一つ合わせて効果的なマーケティング手法をご紹介します。
【ドライテスト】
ドライテストとは、未だ企画段階であり、商品が実在する前に、購入申込みの形でレスポンスを訴求する商品テストのことです。
正式にはドライランテストと言います。
自分と顧客の現実は違うということを理解し、ある程度の目星をつけたとします。
そこで商品を作る前に売り出してしまうのです。
その後お客様がクリックし、購入しようとするとSOLD OUTの表示になるシステムが多いです。
先に言っておきますが、この手法は商品化の見通しが立つ場合には良いのですが、見通しが立たない場合は問題が多くなるため、現在はかなりに規制が厳しくなっている手法です。
しかしドライテストを行うことによってお客様の行動まで至った数が多いものだけを生産することにより、リスクが少なく大きな利益を生むためには大きなメリットもあるとおもいます。
いい商品をお客様のもとへ届けることを第一に考え、その商品やサービスを心からお客様のためにと考えている方は向いていないと思います。
結局利益を上げるためのデータ集めのために存在すらしないものをお客様に提供してしまうことになってしまいますから...
自分にあった広告、マーケティング手法を見つけていきしょう♪