2014年くらいから話題になっているコンテンツマーケティングとは何なのか コンテンツマーケティングの時代
- 日付:
- 2015.03.30
- カテゴリー:
- WEBマーケティング, WEBマーケティング担当A, コンテンツ
- タグ:
コンテンツマーケティングマーケティングに熱い視線が注がれている
「コンテンツマーケティング」はマーケティング手法の1つで、2014年あたりから日本でも注目されている手法です。
よく「コンテンツが大事です」「コンテンツを増やしましょう」という声を聞きますが、一体どういうことなのでしょうか。
【コンテンツの目的】
米国で数多くの大手クライアントを持つコンテンツマーケティングの第一人者、Joe Pulizzi氏による著書『エピック・コンテンツマーケティング』によると、下記のように定義されています。
・コンテンツマーケティングとは、有益で説得力のあるコンテンツを制作・配信することによって、ターゲット・オーディエンスを引き寄せ、獲得し、エンゲージメントをつくり出すためのマーケティングおよびビジネス手法を指す。その目的は、収益につながる顧客の行動の促進である。
・メディアを借りるのではなく、自前のメディアを持つこと。
要は、
「お客さんに有益な情報を発信し、お客さんを獲得する」
ことなのですが、「そんなことわかってるよ」という方も多いでしょう。
そもそもコンテンツマーケティングは何を目的としているのかというと、
・ブランドの認知の拡大
・ブランドのファンの育成
・問い合わせ
・店頭への送客
・リピート促進
といった集客全般を目的としています。
その目的の為に、前述した「コンテンツが大事」「コンテンツを増やす」といった内容に回帰します。
焦点は「いかなるコンテンツを準備するのか」といった点です。
これは、業種業態、目的によって異なります。
また、使うメディアも異なります。
理想はどんなカタチ?
コンテンツマーケティングを使った理想形を考えてみましょう。
ある海外旅行代理店は、ホームページを持っているけどなかなかお問合せに繋がらないので、コンテンツマーケティングを行うことにしました。
今までのホームページには旅行代金とお得なオプションが記載されているだけでしたが、これを機に、
・ホームページ
・Facebook
・Twitter
・Google+
・ブログ
などで各ツアーの魅力の詳細を記載することにしました。
様々な媒体を使うのは入口を広げる為です。
現地でおすすめの見どころを始め、食やホテル、アクティビティを臨場感のあるコンテンツで伝えます。中には動画もあります。
様々なコンテンツを準備することで、Facebookを何気なしに訪れたユーザーのシェアやTwitterによるつぶやき、ブログのリンクなどが発生しました。
アクティブなコンテンツが追加されることでSEO的な評価も上り、自然検索の順位でも「ハワイ旅行」で3位に表示されています。
サイトからのお問合せはもちろんですが、Google+の情報を細かく更新していることで、直接の来店や電話も増えました。
上記例はあくまでも例ですが、コンテンツマーケティングの可能性を示唆するものです。
「コンテンツが大事」「コンテンツを増やす」というのは「目的もなしにコンテンツを増やす」ということとは違います。
「目的をもって」「消費者にとって有意義な」コンテンツを増やすことが言わずもがな重要です。