WEB用語講座「何これ」シリーズ 第12回 リマーケティング広告について④
- 日付:
- 2016.12.05
- カテゴリー:
- WEBマーケティング, WEBマーケティング担当Y, リスティング広告
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皆さん。こんばんわ。
Amazonプライム会員のWEBマーケティング担当Yです。
本日12月05日(月)米アマゾンは2017年初頭にコンビニエンスストア事業に参入することを発表しました!
その名も「Amazon Go」
Amazon Goとは、センサーや深層学習などの人工知能技術を活用した、全く新しいコンビニなんです。
消費者は入店時に、スマートフォンをゲートにタッチして本人認証するだけ。あとはアマゾンいわく「自動運転車と同じ種類の技術」─つまりカメラやセンサー、ディープラーニングなどのAI技術により、
消費者がどの商品を手に取り、どの位置にあるかを仮想的なカートで認識。消費者はレジを通らずに店を出るだけで、スマートフォンにAmazonアカウントで決済が完了する仕組みです。
レジで長い時間待たされたり、商品をスキャンする手間が完全になくなるなど、
きちんと機能すれば消費者にとっては革命的に便利になると思われるAmazon Go。
今後は小売店側にとっても人件費を減らせるメリットは大きそうですし、
万引き対策としても抜群に力を発揮してくれそうですね。
下記イメージ動画
ココからが本題です。
WEB用語講座 第12回目は「リマーケティング広告って?④」
今回は主要なリスト作成パターン後編をご紹介しましょう。
4. 離脱した階層によってリストを分ける
たとえば何らかのECサイトで、「TOPページで離脱したユーザ」と、「商品をカートに入れて入力フォームまで到達してから離脱したユーザ」とでは、購入に対するモチベーションは後者のほうが高いと推測できます。そんなときには、「トップページ離脱ユーザ」と「フォーム離脱ユーザ」のそれぞれのリストを作成しておき、入力フォームのページまで来たユーザに対して優先的に配信したり、あるいはそのユーザにのみ「今なら10%OFF」などの異なる訴求の広告を出したりすることで、その後のコンバージョンにつながる可能性も高くなるはずです。
5. 一度買った人にもう一度同じ商品を紹介できる
「コンバージョンに至らなかったユーザ」に対して配信することのほうが多いリターゲティングですが、商品を購入してくれたユーザに対してリターゲティング広告を出すことが有効な場合もあります。
たとえば、30日分のサプリメントを一度買ったユーザに対しては、購入後25日が経過したあたりから「そろそろ新しいものを買ったほうがいいんじゃないですか?」という広告を出せば、次もリピートして買ってくれるかもしれません。
6. 商品を買ってくれた人に、別の商品を紹介できる
4と5の応用になりますが、使うリストは同じでも、紹介する商品(広告・リンク先)を変更することはできます。いろいろな商品を扱っているECサイトであれば、最初に買ってもらった商品に近しいものをリターゲティング広告で紹介することで、クロスセルを狙えるかもしれません。
7. 流入元・流入キーワードによってリストを分ける
同じランディングページでも、たとえばリスティングに使うURLと、アフィリエイトに使うURLを分けておくことで、流入経路別(URL別)のリストを作成することができます。同様に、キーワードのカテゴリごとにURLを分けておけば、特定のキーワードから来たユーザのリストを作成することも可能です。※URLをいくつも用意しなくても、流入経路ごとに「パラメータ」というものを用意して、URLの最後に設定すれば、流入やキーワードごとのリスト作成は可能です。
まとめ
リスティング広告を始めたのにリターゲティングには手をつけないなんて、海でコマセを撒いて魚を集めても釣りをしないようなものです。リターゲティングの要となるリストについては、今回ご紹介したもの以外にも、アイデア次第で色々な組み合わせを作ることができます。大切なのは、それぞれのリストごとに、その中のユーザが何を求めているのかを考えて広告を配信することです。