WEBマーケティングとデジタルマーケティングの違いとその活用方法について WEBマーケティングとデジタルマーケティング
- 日付:
- 2016.01.19
- カテゴリー:
- WEBマーケティング, WEBマーケティング担当A
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以前より一定の認知はありつつも、WEBマーケティングやインターネットマーケティングという言葉に隠れてきたデジタルマーケティングですが、2015年年末にはWEBマーケティングに肩を並べるまでにトレンドとして認知されています。
フォーラムなどでもトピックスとして取り上げられる機会も増えていますね。
では、デジタルマーケティングというはどのようなマーケティングを指すのでしょうか。
■WEBマーケティング→デジタルマーケティングの流れなのか?
まずはWEBマーケティングとデジタルマーケティングの対比をする為に、各マーケティングの特徴をまとめてみましょう。
WEBマーケティング
・購買などの目標を達成させるサイト作り(コーポレートやLP、ECサイトなど)
・アクセスを集める為のリスティング広告や検索エンジン最適化
・効率的な回遊の分析
要は、「目標達成が出来るサイトを作って、然るべき効率的な方法でアクセスを集めて、目標達成の最大化を促す」「そのために分析はじめ、PDCAサイクルを回す」という内容です。
認知されてきているデジタルマーケティングでは、もう少し踏み込んだ内容です。
デジタルマーケティング
・WEBマーケティングの内容は包括
・ソーシャルメディアマーケティングを加える
・リアルタイム分析
・IPアドレスを元にした個人のサイト回遊の流れ
・同じくIPアドレスを元にした流入元地域、企業などの分析
・口コミ分析やソーシャル分析による購入前後の生声、反応
実際のところ、上記のような内容をWEBマーケティングに含める場合もあります。
ただ、WEBマーケティングが「目標達成が出来るサイトを作って、然るべき効率的な方法でアクセスを集めて、目標達成の最大化を促す」「そのために分析はじめ、PDCAサイクルを回す」という大枠であるのに対して、デジタルマーケティングはもっと細かい、言うなれば「緻密な行動分析による、よりエンドユーザーに寄り添ったマーケティング」ということができます。
例えば、極端な話、
・カマスが釣れる釣り竿が欲しい
・カマスを1月に釣りたい
・釣り場所は房総だ
・カマスの他にアジも釣りたい
・釣りだけじゃなくて美味しいものもたくさん食べたい
と僕が思っていたとします。
そして、釣り竿のサイトや釣り情報のブログや潮見表、などを様々回遊していたとします。
興味のあるサイトは滞在時間が長いですし、欲しい情報がないサイトについては直帰します。
そんな時に、ふと広告で、
「カマスとアジ釣りに最適なロッド&リール」
「房総半島で1月にカマスとアジが釣れる旬な情報」
「地元の漁師さん絶賛の大衆食堂(ご飯お代わり自由)」
などという広告がふと現れたら、頭の中を全て見透かされているようで恐ろしいですが、
広告クリック→購買、予約
というマーケティングの流れについては、恐らく広告主の思惑通りになるでしょう。
しかも「このユーザーは夜22:00台にコンバージョンする可能性が高い」という情報も見透かされているとしたら、その時間帯に広告が出てくることでしょう。
しかもしかも、訪問したサイトの中には同じようなことを考えている人の口コミが掲載されており、
「このロッドは最高でした!」
「リールを買おうとした時に色々と相談にのってくれて良かったです!」
「釣れました!」
「想像を超えた定食でした!」
などといったドンピシャの口コミが掲載されていることともなれば、コンバージョンするしかないですね。
つまり、デジタルマーケティングとは、
「緻密な行動分析による、よりエンドユーザーに寄り添ったマーケティング」といった点で、WEBマーケティングとは一線を画すマーケティングと考えることができます。